ブックのアクセス権の設定
共有アドレス帳のブックに対して、組織、ユーザー、またはロール単位で、次の権限を設定します。
- 閲覧権限
- 編集権限
アドレス帳の権限は、セキュリティモデルによって異なります。
初期設定は、「REVOKE(制限の対象を選択する)」に設定されています。そのため、すべてのユーザーに、アドレス帳の閲覧および編集が許可されています。
アクセス権の考え方については、ユーザーの権限および優先されるアクセス権を参照してください。
アクセス権を設定する
セキュリティモデルが「GRANT(許可の対象を選択する)」の状態で、アクセス権を設定する場合を例に説明します。
-
ヘッダーの歯車の形をした管理者メニューアイコンをクリックします。
歯車の形をしたアイコンは、管理権限を持つユーザーの画面にのみ表示されます。 -
[Garoon システム管理]をクリックします。
-
「各アプリケーションの管理」タブを選択します。
-
[アドレス帳]をクリックします。
-
[アクセス権の設定]をクリックします。
共有アドレス帳にブックを設定していない場合、[アクセス権の設定]は表示されません。 -
「アクセス権の設定」画面で、ブックを選択します。
-
「アクセス権一覧」画面で、セキュリティモデルが「GRANT(許可の対象を選択する)」になっていることを確認します。
セキュリティモデルが「REVOKE(制限の対象を選択する)」の場合は、[変更]をクリックして、「GRANT(許可の対象を選択する)」に変更します。詳細は、セキュリティモデルを変更する方法を参照してください。 -
[追加する]をクリックします。
-
「アクセス権の追加」画面で、組織、ユーザー、またはロールを選択し、[追加]をクリックします。
ロールを選択するには、「ロール」タブで表示を切り替えます。
[追加]をクリックしたあとにタブをクリックすると、表示を切り替える前に選択した組織、ユーザー、またはロールの選択が解除されます。 -
「追加する状態」で、許可する権限のチェックボックスを選択し、[追加する]をクリックします。
アクセス権の組み合わせ
アクセス権でアドレス帳の操作を制限すると、ユーザーが操作可能なブックだけが、アドレス帳の画面に表示されるようになります。
アクセス権を所持するユーザーの画面:
アクセス権がないユーザーの画面:
セキュリティモデルが「GRANT(許可の対象を選択する)」の場合
取引先ブックに対するアクセス権のセキュリティモデルが「GRANT(許可の対象を選択する)」場合を例に説明します。
- 取引先に対するすべての操作を加藤 大輔さんに許可する場合の例:
加藤 大輔さんに、閲覧、編集の権限を付与します。 - 取引先に対して、ブックの閲覧だけを加藤 大輔さんに許可する場合の例:
加藤 大輔さんに、閲覧の権限を付与します。 - 取引先に対して、ブックの編集を加藤 大輔さんに許可する場合の例:
加藤 大輔さんに、閲覧および編集の権限を付与します。 - 取引先に対して、加藤 大輔さんのすべての操作を禁止する場合の例:
加藤 大輔さんをアクセス権一覧から削除します。
セキュリティモデルが「REVOKE(制限の対象を選択する)」の場合
取引先ブックに対するアクセス権のセキュリティモデルが「REVOKE(制限の対象を選択する)」場合を例に説明します。
- 取引先に対するすべての操作を加藤 大輔さんに禁止する場合の例:
加藤 大輔さんから、閲覧、編集の権限を外します。 - 取引先に対して、ブックの編集を加藤 大輔さんに禁止する場合の例:
加藤 大輔さんから、編集の権限を外します。 - 取引先に対して、加藤 大輔さんのすべての操作を許可する場合の例:
加藤 大輔さんをアクセス権一覧から削除します。
アクセス権を変更する
ユーザーや組織に付与されたアクセス権を変更します。
-
ヘッダーの歯車の形をした管理者メニューアイコンをクリックします。
歯車の形をしたアイコンは、管理権限を持つユーザーの画面にのみ表示されます。 -
[Garoon システム管理]をクリックします。
-
「各アプリケーションの管理」タブを選択します。
-
[アドレス帳]をクリックします。
-
[アクセス権の設定]をクリックします。
-
「アクセス権の設定」画面で、ブックを選択します。
-
「アクセス権一覧」画面で、変更するアクセス権の[変更]をクリックします。
-
「アクセス権の変更」画面で、必要に応じてアクセス権を変更します。
-
設定内容を確認し、[変更する]をクリックします。
アクセス権を削除する
ユーザーや組織に付与された、ブックに対するアクセス権を削除します。
アクセス権を削除した場合、セキュリティモデルによって、ユーザーが行える操作が次のように変わります。
- セキュリティモデルが「GRANT(許可の対象を選択する)」の場合:
アクセス権を削除されたユーザーや、組織またはロールに所属するユーザーは、許可されていた操作ができなくなります。 - セキュリティモデルが「REVOKE(制限の対象を選択する)」の場合:
アクセス権を削除されたユーザーや、組織またはロールに所属するユーザーは、制限されていた操作ができるようになります。
アクセス権を選択して削除する
アクセス権を選択して削除します。
-
ヘッダーの歯車の形をした管理者メニューアイコンをクリックします。
歯車の形をしたアイコンは、管理権限を持つユーザーの画面にのみ表示されます。 -
[Garoon システム管理]をクリックします。
-
「各アプリケーションの管理」タブを選択します。
-
[アドレス帳]をクリックします。
-
[アクセス権の設定]をクリックします。
-
「アクセス権の設定」画面で、ブックを選択します。
-
「アクセス権一覧」画面で、削除するアクセス権のチェックボックスを選択し、[削除する]をクリックします。
-
「アクセス権の一括削除」画面で、[はい]をクリックします。
アクセス権をすべて削除する
アクセス権をすべて削除します。
-
ヘッダーの歯車の形をした管理者メニューアイコンをクリックします。
歯車の形をしたアイコンは、管理権限を持つユーザーの画面にのみ表示されます。 -
[Garoon システム管理]をクリックします。
-
「各アプリケーションの管理」タブを選択します。
-
[アドレス帳]をクリックします。
-
[アクセス権の設定]をクリックします。
-
「アクセス権の設定」画面で、ブックを選択します。
-
「アクセス権一覧」画面で、[すべて削除]をクリックします。
-
「全アクセス権の削除」画面で、[はい]をクリックします。