フォルダーのアクセス権の設定

フォルダーに対して、組織、ユーザー、またはロール単位で、次の権限を設定します。

  • 閲覧権限
  • 書き込み権限(フォルダーにファイルを追加する権限)

ファイル管理の権限は、セキュリティモデルによって異なります。
初期設定は、次のとおりです。

  • ルート:
    「アクセス権の設定」が次のように設定されているため、すべてのユーザーにファイルの閲覧が許可されています。
    • セキュリティモデルに「GRANT(許可の対象を選択する)」が設定されている
    • アクセス権の一覧で、ログインユーザーに閲覧権限が付与されている
  • サブカテゴリー
    • 親フォルダーや親のサブフォルダーのアクセス権を適用した場合:
      選択した親フォルダーか親のサブフォルダーの、セキュリティモデルと権限が設定されます。
    • 親フォルダーや親のサブフォルダーのアクセス権を適用しない場合:
      セキュリティモデルには「REVOKE(制限の対象を選択する)」が設定されます。
      すべてのユーザーに、ファイルの閲覧と追加が許可されます。

アクセス権の考え方については、ユーザーの権限および優先されるアクセス権を参照してください。

アクセス権を設定する

セキュリティモデルが「GRANT(許可の対象を選択する)」の状態で、アクセス権を設定する場合を例に説明します。

操作手順:
  1. へッダーの歯車の形をした管理者メニューアイコンをクリックします。

  2. [Garoon システム管理]をクリックします。

  3. 「各アプリケーションの管理」タブを選択します。

  4. [ファイル管理]をクリックします。

  5. [アクセス権の設定]をクリックします。

  6. 「アクセス権の設定」画面で、フォルダーを選択し、[設定する]をクリックします。

    設定するの操作リンクが赤枠で囲まれている画像

  7. 「アクセス権の一覧」画面で、セキュリティモデルが「GRANT(許可の対象を選択する)」になっていることを確認します。

    セキュリティモデルが「REVOKE(制限の対象を選択する)」の場合は、[変更]をクリックして、「GRANT(許可の対象を選択する)」に変更します。
    詳細は、セキュリテイモデルを変更する方法を参照してください。
    GRANT(許可の対象を選択する)が選択されている画像

  8. 「アクセス権の一覧」画面で、[追加する]をクリックします。

    スクリーンショット:追加する操作リンクが枠線で囲まれて強調されているアクセス権の一覧画面

  9. 「アクセス権の追加」画面で、アクセス権を設定する組織、ユーザー、またはロールを選択し、[追加]をクリックします。

    「アクセス権の追加」画面

    ロールを選択するには、「ロール」タブに表示を切り替えます。
    [追加]をクリックしたあとにタブをクリックすると、表示を切り替える前に選択した組織、ユーザー、またはロールの選択が解除されます。

  10. 「追加する状態」で、許可する権限のチェックボックスを選択し、[追加する]をクリックします。

    「アクセス権の追加」画面

アクセス権の組み合わせ

アクセス権でファイル管理の操作を制限すると、ユーザーが操作可能なフォルダーだけが、ファイル管理の画面に表示されるようになります。

アクセス権を所持するユーザーの画面:

アクセス権を設定したフォルダーが表示されている画像

アクセス権がないユーザーの画面:

アクセス権を設定したフォルダーが表示されていない画像

セキュリティモデルが「GRANT(許可の対象を選択する)」の場合

社外秘フォルダーに対するアクセス権のセキュリティモデルが「GRANT(許可の対象を選択する)」場合を例に説明します。

  • 社外秘に対するすべての操作を加藤 大輔さんに許可する場合の例:
    加藤 大輔さんに、閲覧、書き込みの権限を付与します。 スクリーンショット:アクセス権設定の例。すべての権限が付与されている
  • 社外秘に対して、ファイルの閲覧だけを加藤 大輔さんに許可する場合の例:
    加藤 大輔さんに、閲覧の権限を付与します。 スクリーンショット:アクセス権設定の例。閲覧権限だけ付与されている
  • 社外秘に対して、加藤 大輔さんのすべての操作を禁止する場合の例:
    加藤 大輔さんをアクセス権一覧から削除します。 スクリーンショット:アクセス権設定の例。アクセス権一覧から、加藤大輔さんが削除されている

セキュリティモデルが「REVOKE(制限の対象を選択する)」の場合

社外秘フォルダーに対するアクセス権のセキュリティモデルが「REVOKE(制限の対象を選択する)」場合を例に説明します。

  • 社外秘に対するすべての操作を加藤 大輔さんに禁止する場合の例:
    加藤 大輔さんから、閲覧、書き込みの権限を外します。 スクリーンショット:アクセス権設定の例。すべての権限が外されている
  • 社外秘に対して、ファイルの書き込みを加藤 大輔さんに禁止する場合の例:
    加藤 大輔さんから、書き込みの権限を外します。 スクリーンショット:アクセス権設定の例。書き込み権限が外されている
  • 社外秘に対して、加藤 大輔さんのすべての操作を許可する場合の例:
    加藤 大輔さんをアクセス権一覧から削除します。 スクリーンショット:アクセス権設定の例。アクセス権一覧から、加藤大輔さんが削除されている

アクセス権を変更する

ユーザーや組織に付与されたアクセス権を変更します。

操作手順:
  1. へッダーの歯車の形をした管理者メニューアイコンをクリックします。

  2. [Garoon システム管理]をクリックします。

  3. 「各アプリケーションの管理」タブを選択します。

  4. [ファイル管理]をクリックします。

  5. [アクセス権の設定]をクリックします。

  6. 「アクセス権の設定」画面で、フォルダーを選択し、[設定する]をクリックします。

    設定するの操作リンクが赤枠で囲まれている画像

  7. 「アクセス権の一覧」画面で、変更する権限の[変更]をクリックします。

    スクリーンショット:変更の操作リンクが枠線で囲まれて強調されているアクセス権の一覧画面

  8. 「アクセス権の変更」画面で、必要に応じてアクセス権を変更します。

    アクセス権を変更している画像

  9. 設定内容を確認し、[変更する]をクリックします。

アクセス権を削除する

ユーザーや組織に付与されたアクセス権を削除します。
アクセス権を削除した場合、セキュリティモデルによって、ユーザーが行える操作が次のように変わります。

  • セキュリティモデルが「GRANT(許可の対象を選択する)」の場合:
    アクセス権を削除されたユーザーや、組織またはロールに所属するユーザーは、許可されていた操作ができなくなります。
  • セキュリティモデルが「REVOKE(制限の対象を選択する)」の場合:
    アクセス権を削除されたユーザーや、組織またはロールに所属するユーザーは、制限されていた操作ができるようになります。

アクセス権を選択して削除する

設定したアクセス権をまとめて削除します。

操作手順:
  1. へッダーの歯車の形をした管理者メニューアイコンをクリックします。

  2. [Garoon システム管理]をクリックします。

  3. 「各アプリケーションの管理」タブを選択します。

  4. [ファイル管理]をクリックします。

  5. [アクセス権の設定]をクリックします。

  6. 「アクセス権の設定」画面で、フォルダーを選択し、[設定する]をクリックします。

    設定するの操作リンクが赤枠で囲まれている画像

  7. 「アクセス権の一覧」画面で、削除するアクセス権のチェックボックスを選択し、[削除する]をクリックします。

    スクリーンショット:削除する対象のチェックボックスが選択されているアクセス権の一覧画面。削除するボタンが枠線で囲まれて強調されている

  8. 「アクセス権の一括削除」画面で、[はい]をクリックします。

アクセス権をすべて削除する

アクセス権をすべて削除します。

操作手順:
  1. へッダーの歯車の形をした管理者メニューアイコンをクリックします。

  2. [Garoon システム管理]をクリックします。

  3. 「各アプリケーションの管理」タブを選択します。

  4. [ファイル管理]をクリックします。

  5. [アクセス権の設定]をクリックします。

  6. 「アクセス権の設定」画面で、フォルダーを選択し、[設定する]をクリックします。

    設定するの操作リンクが赤枠で囲まれている画像

  7. 「アクセス権の一覧」画面で、[すべて削除]をクリックします。

    スクリーンショット:すべて削除の操作リンクが枠線で囲まれて強調されているアクセス権の一覧画面

  8. 「全アクセス権の削除」画面で、[はい]をクリックします。

アクセス権をほかのフォルダーに適用する

フォルダーのアクセス権をコピーし、ほかのフォルダーに適用します。
コピー先のフォルダーのアクセス権の設定は、コピー元の設定で上書きされます。
ルートには、ほかのフォルダーのアクセス権の設定を適用できません。
ほかのフォルダーのアクセス権の設定を適用後にコピー元のフォルダーの設定を変更しても、コピー先のフォルダーには反映されません。

操作手順:
  1. へッダーの歯車の形をした管理者メニューアイコンをクリックします。

  2. [Garoon システム管理]をクリックします。

  3. 「各アプリケーションの管理」タブを選択します。

  4. [ファイル管理]をクリックします。

  5. [アクセス権の設定]をクリックします。

  6. 「アクセス権の設定」画面で、アクセス権をコピーするフォルダーを選択し、[設定する]をクリックします。

    設定するの操作リンクが赤枠で囲まれている画像

  7. 「アクセス権の一覧」画面で、[アクセス権をほかのフォルダーに適用する]をクリックします。

    スクリーンショット:アクセス権をほかのカテゴリーに適用するボタンが枠線で囲まれて強調されているアクセス権の一覧画面

  8. 「アクセス権の一括適用」画面で、アクセス権を適用するフォルダーのチェックボックスを選択します。

    「ルート」をクリックすると、フォルダーの選択をすべて解除できます。
    アクセス権を適用するフォルダーを選択している画像

  9. 設定内容を確認し、[適用する]をクリックします。