レコードの一括登録と一括更新
ExcelファイルやCSVファイルをアプリに読み込んで、複数レコードをまとめて登録(一括登録)したり、登録済みのレコードの複数データをまとめて上書き(一括更新)したりできます。
利用シーンの例
たとえば、他システムからエクスポートしたファイルや、自分で作成したファイル、kintoneのアプリから書き出したファイルなどを使って、kintoneのアプリにレコードのデータをまとめて登録・上書きできます。
(1) 他システムのデータを登録
他システムからエクスポートしたファイルを、kintoneのアプリに読み込むことで、他システムのデータをkintoneに移行・反映できます。
他システムからkintoneにシステム移行するときや、他システムのデータの変更内容をkintoneにまとめて反映するときなどに便利です。
(2) 自分で作成したファイルのデータを登録
表計算ソフトやテキストエディターなどで作成したファイルを、kintoneのアプリに読み込むことで、ファイルで管理していたデータをkintoneに移行・反映できます。
Excelでのデータ管理からkintoneのアプリでのデータ管理に変更するときなどに活用できます。
(3) kintone内のデータを利用して登録
- 同じアプリのデータを利用して登録
アプリから書き出したファイルを元に、データを追加・修正してから、同じアプリに読み込むことで、登録済みのデータを利用して、レコードをまとめて登録・更新できます。
バックアップとして書き出しておいたファイルでレコードを再登録するときや、フィールドの設定変更によってデータを再取得・再計算するときなどにも利用できます。 - ほかのアプリのデータを登録
同じアプリだけでなく、ほかのアプリから書き出したファイルをアプリに読み込むことで、ほかのアプリのデータを活用することもできます。 - システム管理画面からダウンロードしたアプリ一覧・スペース一覧のデータを登録
システム管理画面からダウンロードした、アプリ一覧・スペース一覧のCSVファイルを、アプリに読み込むことで、アプリやスペースを管理するアプリを作成できます。
アプリやスペースが増えたときなどに、アプリやスペースを管理するアプリを作成すると、アプリやスペースの整理や削除を進めやすくなります。
このカテゴリーでは、ファイル作成時の注意事項や、ファイル読み込みの操作、エラーの対処方法などについて説明します。