システムメールアカウントの設定
Garoonがメール通知を送信する際に使用する、システムメールアカウントを設定します。
システムメールアカウントとは
システムメールアカウントは、電話メモやワークフローなどのメール通知の送信元に使用されるメールアドレスです。メール機能が有効かどうかにかかわらず、システムメールアカウントを設定すれば、メール通知を送信できます。
Garoonが対応しているメールサーバー
Garoonは、システムメールアカウントにおいて、次のプロトコル、および認証形式のメールサーバーに対応しています。
- 対応しているプロトコル
- SMTP
- SMTP over TLS(TLS 1.0、1.1、および1.2)
- SMTP STARTTLS(TLS 1.0、1.1、および1.2)
- 対応している認証形式
- SMTP Authentication
操作手順:
-
へッダーの歯車の形をした管理者メニューアイコンをクリックします。
-
[Garoonシステム管理]をクリックします。
-
「基本システムの管理」タブを選択します。
-
[外部サーバー]をクリックします。
-
[システムメールアカウントの設定]をクリックします。
-
「システムメールアカウントの設定」画面の「システムメールアカウント」項目で、「使用する」を選択します。
メール通知の送信を停止する場合は、「使用しない」を選択します。 -
「メールサーバー」項目で、組み込みメールサーバーを使用するかどうかを選択します。
組み込みメールサーバーを使用する場合、cybozu.cnに搭載しているメールサーバーを使用して、メール通知を送信します。
初期設定では、組み込みメールサーバーを使用します。通常は初期設定のままで問題ありません。
ただし、組み込みメールサーバーから送信されるメールの通信内容は暗号化されません。
任意のメールサーバーを使用する場合は、「組み込みメールサーバーを使用する」のチェックボックスの選択を外します。 -
「システムメールアドレス」項目に、システムメールアカウントとして使うメールアドレスを入力します。
- 組み込みメールサーバーを使用する場合:
システムメールアドレスは「no-reply@cybozu.cn」に固定されます。手順10に進みます。- 任意のメールサーバーを使用する場合:
システムメールアドレスは必ず設定します。
「メールサーバー」項目で、「組み込みメールサーバーを使用する」のチェックボックスの選択を外すと、入力欄が表示されます。 -
任意のメールサーバーを使用する場合、送信メールサーバーの情報を設定します。
送信メールサーバーの設定項目送信メールサーバー名(SMTP) 送信メールサーバー名(SMTP)は必ず設定します。
送信メールサーバーのIPアドレス、またはホスト名を入力します。
送信メールのプロトコルにはSMTPを使用します。送信メールサーバーポート番号 送信メールサーバーポート番号は必ず設定します。
送信メールサーバーのポート番号を半角の数字で入力します。初期値は25です。暗号化通信 送信メールサーバーの暗号化通信について設定します。
送信メールサーバーとの通信を暗号化する場合は、通信方法に合わせて次のどちらかを選択します。- TLSを使用する
- STARTTLSを使用する
タイムアウトまでの時間 送信メールサーバーとの通信がタイムアウトするまでの時間を、次の秒数から選択します。初期値は10秒です。
10、20、30、40、50、60、70、80、90、100、120SMTP認証方式 送信メールサーバーがSMTP認証に対応している場合、認証方式を選択します。
選択できる認証方式は、次のとおりです。- PLAIN
- LOGIN
- CRAM-MD5
- DIGEST-MD5
送信用アカウント SMTP認証を有効にした場合、認証に必要なアカウント名を入力します。 送信用パスワード SMTP認証を有効にした場合、認証に必要なパスワードを入力します。 -
設定内容を確認し、[設定する]をクリックします。