ファイルからアプリを作る際のフィールドタイプの判定基準
フィールドのタイプは、読み込んだファイルの先頭100行のセルの値をもとに自動選択されます。
初期値のフィールドタイプ
セルの値によって、フィールドタイプは次のように自動選択されます。
複数の条件にあてはまる場合は、表の上の行に記載されたタイプが選択されます。
先頭100行のセルの値 | フィールドタイプ |
---|---|
すべてのセルの値が数値または空で、かつ数値のセルが1つ以上ある場合 | 数値 |
すべてのセルの値が日付*1または空で、かつ日付のセルが1つ以上ある場合 | 日付 |
すべてのセルの値が時刻*2または空で、かつ時刻のセルが1つ以上ある場合 | 時刻 |
すべてのセルの値が日時*3または空で、かつ日時のセルが1つ以上ある場合 | 日時 |
すべてのセルの値がリンクまたは空で、かつリンクのセルが1つ以上ある場合 | リンク(Webサイト) |
すべてのセルの値がメールアドレスまたは空で、かつメールアドレスのセルが1つ以上ある場合 | リンク(メールアドレス) |
次のすべての条件にあてはまる場合
|
ラジオボタン |
次のすべての条件にあてはまる場合
|
ドロップダウン |
すべてのセルの値が1行、かつ255文字以内の場合 | 文字列(1行) |
上記のいずれにもあてはまらない場合 | 文字列(複数行) |
*1:日付とは、次のいずれかの形式の値を指します。
- YYYY-MM-DD(例: 2014-12-20)
- YYYY/MM/DD(例: 2014/12/20)
- YY/MM/DD(例: 14/12/20)
- MM/DD/YYYY(例: 12/20/2014)
- MM/DD/YY(例: 12/20/14)
- DD/MM/YYYY(例: 20/12/2014)
- DD/MM/YY(例: 20/12/14)
*2:時刻とは、次のいずれかの形式の値を指します。
- HH:MM:SS(例: 23:20:30)
- HH:MM(例: 23:20)
ファイルを読み込む際に、秒は除かれます。
次のような、AMやPMを含む形式の場合、AMやPMの指定が除かれます。
例: 11:20 PM
*3:日時とは、半角スペースを挟んで、日付と時刻を続けて記載した形式を指します。
例: 2014/12/20 23:20
ただし、秒を含むと、フィールドタイプが日時と推測されません。
選択できるフィールドタイプ
ファイルからアプリを作る際に、初期値で自動選択されたフィールドタイプは変更できます。
セルの値によって、変更できるフィールドタイプは異なります。
選択が可能と判定される条件 | フィールドタイプ |
---|---|
すべてのセルの値が改行を含まない場合 | 文字列(1行) リンク(電話番号) |
すべてのセルの値が数値として扱える場合 | 数値 |
常に選択可能 | 文字列(複数行) リッチエディター ユーザー選択 グループ選択 組織選択*1 |
すべてのセルの値が128文字以内で改行を含まない場合 | ラジオボタン ドロップダウン |
すべてのセルの値が日付として扱える場合 | 日付 |
すべてのセルの値が日時として扱える場合 | 日時 |
すべてのセルの値が時刻として扱える場合 | 時刻 |
すべてのセルの値がURLの場合 | リンク(Webサイトのアドレス) |
すべてのセルの値がメールアドレスの場合 | リンク(メールアドレス) |
すべてのセルの値が64文字以内の場合 | カテゴリー*2 |
*1:ゲストスペース内アプリでは選択肢に表示されません。
*2:改行で区切って、複数の値を指定できます。
選択できないフィールドタイプ
次のフィールドタイプに変更することはできません。
- ラベル
- 計算
- チェックボックス
- 複数選択
- 添付ファイル
- 関連レコード一覧
- ルックアップ
- スペース
- 罫線
- グループ
- テーブル
- レコード番号
- 作成者
- 作成日時
- 更新者
- 更新日時