ユーザーがアプリでできる操作

記事番号:040590

kintoneでは、アプリごと、レコードごと、フィールドごとの3つのレベルでアクセス権を設定できます。
アクセス権に応じてユーザーが操作できる機能の詳細は、次のとおりです。

アプリの操作

基本的に、アプリ作成権限はkintoneシステム管理、そのほかの操作権限は各アプリの設定画面で管理されています。

アプリの作成

アプリを作成できるユーザーは、次のとおりです。

  • kintoneシステム管理のアクセス権で「アプリの作成」が許可されているユーザー
  • cybozu.cn共通管理者

再利用してアプリを作成する場合は、管理権限を持つアプリだけを再利用できます。
また、アプリの作成時には、次のアプリグループを選択できます。

  • 「アプリの作成」が許可されているアプリグループ
  • 「Private」アプリグループ

ポータルへのアプリ表示

全ユーザーが、ポータルにアプリを表示できます。
ただし、ポータルに表示できるアプリは、次のどちらにも該当するアプリだけです。

  • アプリグループの「アプリの管理/使用/削除」が許可されているアプリ
  • アプリのアクセス権で「レコード閲覧」または「レコード追加」権限があるアプリ

ファイル読み込み

アプリのアクセス権で、次の両方の権限を付与されたユーザーがファイルを読み込みできます。

  • 「ファイル読み込み」権限
  • 「レコード追加」権限

ファイル書き出し

アプリのアクセス権で、次の両方の権限を付与されたユーザーがファイルを書き出しできます。

  • 「ファイル書き出し」権限
  • 「レコード閲覧」権限

一覧の絞り込み

全ユーザーが、一覧の絞り込みと、一覧の絞り込み条件をブックマークに登録できます。
ただし、絞り込み条件を保存できるのは、アプリ管理者だけです。

グラフまたは集計

全ユーザーが、グラフ機能または集計機能の利用と、集計条件をブックマークに登録できます。
ただし、集計条件を保存できるのは、アプリ管理者だけです。

アプリの削除

アプリを削除できるユーザーは、次のとおりです。

  • アプリ管理者
  • cybozu.cn共通管理者

設定の変更

アプリの設定を変更できるユーザーは、次のとおりです。

  • アプリ管理者
  • cybozu.cn共通管理者

カスタマイズ形式の一覧の作成または編集

カスタマイズ形式の一覧を作成または編集できるユーザーは、次のとおりです。

  • アプリ管理者かつkintoneシステム管理者
  • cybozu.cn共通管理者

JavaScript/CSSでカスタマイズ

JavaScriptまたはCSSでカスタマイズできるユーザーは、次のとおりです。

  • アプリ管理者かつkintoneシステム管理者
  • cybozu.cn共通管理者

APIトークンの生成または確認

APIトークンを生成または確認できるユーザーは、次のとおりです。

  • アプリ管理者
  • cybozu.cn共通管理者

組織間のアクセス権の設定を有効にした場合、次のユーザーがAPIトークンを生成または確認できます。

  • アプリ管理者かつkintoneシステム管理者
  • cybozu.cn共通管理者

アプリグループの変更

アプリグループを変更できるユーザーは、次のとおりです。

  • アプリ管理者
  • cybozu.cn共通管理者

選択できるアプリグループは次のとおりです。

  • 「アプリの作成」が許可されているアプリグループ
  • 「Private」アプリグループ

スペース内アプリのアプリグループは「Public」固定のため、アプリグループの変更はできません。

アプリの所属するスペースの変更

アプリの所属するスペースを変更できるユーザーは、次のすべての条件を満たすユーザーです。

  • 該当アプリの管理者である
  • 「Public」アプリグループに所属するアプリを作成する権限がある
  • スペース内アプリの所属スペースを変更する場合、現在アプリが所属しているスペースの管理者である

詳細は、次のページを参照してください。
アプリの所属するスペースを変更する

レコードの操作

レコードの閲覧

レコードを閲覧できるユーザーは、次のとおりです。

  • アプリのアクセス権で「レコード閲覧」権限があるユーザー
  • レコードのアクセス権が設定されている場合、「閲覧」権限があるユーザー

レコードの追加

レコードを追加できるユーザーは、次のとおりです。

  • アプリのアクセス権で「レコード追加」権限があるユーザー

レコードの編集

レコードを編集できるユーザーは、次のとおりです。

  • アプリのアクセス権で「レコード編集」権限があるユーザー
  • レコードのアクセス権が設定されている場合、「編集」権限があるユーザー

レコードの削除

レコードを削除できるユーザーは、次のとおりです。

  • アプリのアクセス権で「レコード削除」権限があるユーザー
  • レコードのアクセス権が設定されている場合、「削除」権限があるユーザー

レコードの一括削除

アプリ管理者、かつアプリのアクセス権で「レコード削除」権限があるユーザーが、レコードを一括削除できます。
ただし、初期設定では、レコードの一括削除はできません。
「高度な設定」で、レコード一括削除を有効にする必要があります。

コメントの書き込みまたは表示

レコードを閲覧できるユーザー

変更履歴の表示

レコードを閲覧できるユーザー

変更履歴から過去の状態に戻す

レコードを編集できるユーザー

フィールドの操作

フィールドの閲覧

フィールドを閲覧できるユーザーは、次のとおりです。

  • レコードを閲覧できるユーザー
  • レコードのアクセス権が設定されている場合、「閲覧」権限があるユーザー

フィールドの編集

フィールドを編集できるユーザーは、次のとおりです。

  • レコードを追加または編集できるユーザー
  • レコードのアクセス権が設定されている場合、「編集」権限があるユーザー