申請ワークフローの設定例
アプリにプロセス管理を設定して、さまざまなワークフローを実現できます。
申請のワークフローでよくある設定例を紹介します。
差し戻しや却下のある申請
差し戻しや却下を含む申請の例です。
業務の流れ
ステータスとプロセスの一覧表
ステータス
申請前、申請中、差し戻し、却下、承認済
プロセスの一覧表
ステータス | 作業者 | 条件 | アクション | 次のステータス |
---|---|---|---|---|
申請前 | 作成者 | 申請する | 申請中 | |
申請中 | 承認者 | 承認する | 承認済 | |
差し戻す | 差し戻し | |||
却下する | 却下 | |||
差し戻し | 作成者 | 再申請する | 申請中 |
承認者はフォームに配置したユーザー選択フィールドとします。
プロセス管理の設定
承認者が複数の申請
申請に対して、複数人いる部長の誰か、または全員が承認する場合の例です。
cybozu.cn共通管理で部長のグループ(ロール)を登録すると、プロセス管理の作業者に部長グループを選択できます。詳しくは「グループ(ロール)の設定」を参照してください。
承認者が複数人の部長の場合、どのように承認するかを次の3つから選択します。
- 申請時に部長の1人を選択し、その部長が承認する
- 部長全員が承認が必要
- 部長のうち誰か1人の承認が必要
業務の流れ
グループ(ロール)に複数人の部長が登録されている場合の設定手順
「部長」グループのメンバーが作業者となるように設定します。
-
検索ボックスの右側にある[組織やグループから選択]アイコンをクリックします。
-
「ユーザーを選択」ダイアログの[グループ]タブを開いて「部長」を選択します。
-
どのように承認するかを設定します。
作業者が複数の場合、どのように承認するかを次の中から選択します。
- 申請時に部長の1人を選択する(次のユーザーから作業者を選択)
前のステータスでアクションを実行する際に、ユーザーの1人を作業者として選びます。 - 部長全員の承認が必要(次のユーザー全員)
全員が作業者になり、全員がアクションを実行したときに次のステータスに進みます。
- 部長のうち誰か1人の承認が必要(次のユーザーのうち1人)
全員が作業者になり、誰か1人がアクションを実行したときに次のステータスに進みます。
- 申請時に部長の1人を選択する(次のユーザーから作業者を選択)
条件分岐のある申請
条件分岐を含む申請の例です。
業務の流れ
ステータスとプロセスの一覧表
ステータス
申請前、部長承認待ち、課長承認待ち、承認済
プロセスの一覧表
ステータス | 作業者 | 条件 | アクション | 次のステータス |
---|---|---|---|---|
申請前 | 作成者 | 費用が100万円以上 | 申請する | 部長承認待ち |
費用が100万円未満 | 申請する | 課長承認待ち | ||
部長承認待ち | 部長 | 承認する | 承認済 | |
差し戻す | 申請前 | |||
課長承認待ち | 課長 | 承認する | 承認済 | |
差し戻す | 申請前 |
アクションの実行条件の設定