[リマインダーの条件通知]日時を条件にしたリマインド通知を設定する

記事番号:040564

リマインダーとは、日付フィールドや日時フィールドの値を基に日時の条件を指定して、通知を送信できる機能です。
「~日前」、「~日後」といった設定ができるので、事前に確認の通知を届けたり、一定期間経過したらお知らせしたりと、様々な用途に活用できます。

手順

  1. 「レコードの一覧」画面で、画面右上にある歯車の形をした[アプリを設定]アイコンをクリックします。
    スクリーンショット:[アプリを設定]アイコンが枠線で強調されている

  2. 「アプリの設定」画面で、[設定]タブの「通知」にある[リマインダーの条件通知]をクリックします。

  3. 「リマインダーの条件通知」画面で、[追加する]をクリックします。

  4. リマインドの条件を指定します。
    リマインドの条件は、10件まで指定できます。
    「通知のタイミング」に指定したタイミングで、「通知の条件」に指定した条件を満たしていれば、通知が送信されます。
    設定内容の詳細は、次の項目を参照してください。

    スクリーンショット:リマインダーの条件を指定している

  5. 通知先を指定します。
    「ユーザーを追加」から通知先のユーザーなどを追加するか、または[フォームのフィールドを追加]で通知先に指定したいフィールドを選択します。
    [フォームのフィールドを追加]では、次のフィールドを選択できます。

    • 作成者
    • 更新者
    • ユーザー選択フィールド*1
    • 組織選択フィールド*1
    • グループ選択フィールド*1
    • 作業者*2

    *1 フィールドをフォームに配置している場合のみ、選択できます。
    *2 プロセス管理機能を有効にしている場合のみ、選択できます。 スクリーンショット:通知先

  6. 必要に応じて、「通知内容」に、通知の件名として表示する文を入力します。
    スクリーンショット:「通知内容」を入力している 入力した文が、通知に表示されます。
    スクリーンショット:通知に「通知内容」に入力した内容が表示されている

  7. 必要に応じて、「リマインド時刻のタイムゾーン」を選択します。

  8. 画面右下の[保存]をクリックします。

  9. 「アプリの設定」画面で、[アプリを更新]をクリックします。

  10. 「アプリを更新」ダイアログで、[アプリを更新]をクリックします。

通知のタイミング

フィールドに入力された日付または日時から、いつリマインド通知するのかを指定します。

基準日

通知を送信する基準日を、フィールドで指定します。
次のフィールドを指定できます。

  • 日付フィールド
  • 日時フィールド
  • 作成日時フィールド
  • 更新日時フィールド

基準日を起点にした通知の送信日

基準日のフィールドに指定された日付を起点として、何日前または何日後に通知を送信するかを指定します。
日数を入力し、「前」または「後」を選択します。

時刻

リマインド通知を送信する時刻を指定します。
時刻の指定方法は、次のとおりです。

  • 相対時刻を指定
    基準日のフィールドに指定された時刻を起点として、何時間前または何時間後に通知を送信するかを指定します。
    時間を入力し、「前」または「後」を選択します。
    基準日に日付フィールドを指定した場合、相対時刻での指定はできません。
  • 絶対時刻を指定
    特定の時刻に通知を送信する場合に設定します。
    時刻は10分刻みで指定できます。

通知の条件

ここで指定した条件を満たしたレコードに対し、通知が送信されます。
テーブル内のフィールドの値を使用した条件の場合、テーブルのいずれかの行が条件を満たすたびに通知が送信されます。

リマインダーの条件通知の設定1つにつき、1回の通知タイミングで対象となるレコードは、レコード番号が大きい順に最大500件までです。
対象となるレコードが501件以上ある場合は、リマインダーの条件通知の設定を複数に分けてください。
「通知の条件」でレコードを絞り込み、各設定の対象となるレコードが500件以下になるようにします。

通知の条件に指定できないフィールド

関連レコードフィールドの値を使用した条件は、指定できません。

設定例

当日に通知を送信する例

「締切日」フィールドを使って、当日の9時に、ステータスが「未着手」のレコードから通知を送信する場合、次のように設定します。

  • 通知のタイミング:
    「締切日」「0日」「前」「9:00」
  • 通知の条件:
    「ステータス」「次のいずれかを含む」「未着手」

スクリーンショット:通知のタイミングと通知の条件を指定している

注意事項

  • アプリやレコードに閲覧権限を持たないユーザーには、通知は送信されません。
  • 通知は、指定した時間から数分ずれる場合があります。
  • 定期メンテナンスでkintoneの停止中にリマインド条件を満たした通知があった場合、メンテナンス終了後にまとめて通知が送信されます。

サマータイムがあるタイムゾーンを設定する場合

日時フィールドの値とリマインドの通知時刻が、サマータイムの開始時刻や終了時刻をまたぐ場合、通知される時刻が1時間ずれます。

2012年のサマータイムの開始時刻(3月11日 午前2時)と終了時刻(11月4日 午前2時)をまたぐ場合の例
リマインダーのタイムゾーンの設定 日時フィールドの値 リマインド通知の設定 通知の送信時刻
太平洋標準時(米国およびカナダ) 3月13日 午後6時 3日前に通知 3月10日 午後5時
太平洋標準時(米国およびカナダ) 11月5日 午後6時 3日前に通知 11月2日 午後7時