出力されたファイルに関する補足事項

記事番号:040454

レコードのデータをファイルに書き出すと、レコードやフィールドの値がどのように出力されるかについて補足します。

レコード

1レコード1行でファイルに出力されます。
ただし、テーブルが含まれるレコードは、1レコードの内容が複数行で出力されます。
ファイルの先頭列に出力された「レコードの開始行」の「*」から次の「*」の前までの行が、1つのレコードのデータです。
テーブル以外の値は、1レコード内の行に繰り返しコピーされた状態で出力されます。
スクリーンショット:出力されたファイルで1レコードの範囲を示している

フィールド

リッチエディター

リッチエディターフィールドに入力されている一部の文字は、文字参照で出力されます。
文字参照で出力される文字の例は、次のとおりです。

  • 全角の記号の一部(&¥()*+-/:;<=>?@~| など)
  • 半角の記号の一部
  • 全角の英数字
  • 半角カタカナ など

上記の記号や文字以外にも文字参照で出力される場合があります。
文字を閲覧・加工しやすい形式(テキスト形式)で出力したい場合は、出力オプションの「リッチエディターをテキスト形式で出力する」にチェックを入れて、ファイルに書き出してください。

数値

桁区切りのカンマや単位記号は、ファイルに出力されません。

計算

計算結果の値がファイルに出力されます。単位記号は出力されません。

チェックボックス

チェックボックスフィールドの値は、選択肢ごとに列が分かれます。選択された選択肢には「1」と出力されます。
スクリーンショット:選択された項目の値が、選択肢ごとの列に分かれてファイルに出力されている

複数選択

複数選択フィールドの値は、選択肢ごとに列が分かれます。選択された選択肢には「1」と出力されます。
スクリーンショット:選択された項目の値が、選択肢ごとの列に分かれてファイルに出力されている

ユーザー選択

  • ゲストユーザーのログイン名には、ログイン名の先頭に「guest/」が付与されます。
  • 出力オプションの「ユーザー、組織、グループを表示名で出力する」にチェックを入れた場合、ユーザー選択フィールドの値をユーザーの表示名で出力できます。
    ただし、組織間のアクセスが禁止されていると、閲覧権限のないユーザーの表示名には、ログイン名の後に「(表示名を取得できませんでした)」が付与された値が出力されます。
  • 削除されたユーザーを出力する場合、ログイン名の後に、そのユーザーが削除された時刻がUTC(協定世界時)形式で付与されます。
    ただし、出力オプションの「ユーザー、組織、グループを表示名で出力する」にチェックを入れた場合、表示名だけが出力されます。

組織選択

出力オプションの「ユーザー、組織、グループを表示名で出力する」にチェックを入れた場合、組織選択フィールドの値を組織の表示名で出力できます。
ただし、組織間のアクセスが禁止されていると、閲覧権限のない組織の表示名には、組織コードの後に「(表示名を取得できませんでした)」が付与された値が出力されます。

グループ選択

出力オプションの「ユーザー、組織、グループを表示名で出力する」にチェックを入れた場合、グループ選択フィールドの値をグループの表示名で出力できます。
ただし、組織間のアクセスが禁止されていると、閲覧権限のないグループの表示名には、グループコードの後に「(表示名を取得できませんでした)」が付与された値が出力されます。

困ったときは

書き出したいレコードのデータがファイルにありません

レコードの絞り込み条件に該当レコードが含まれていない可能性があります。
ファイルに書き出されるレコードは、レコード一覧画面に表示されているレコードです。
レコードの絞り込み条件を再設定するなどして、レコード一覧画面に該当レコードが表示されていることを確認してから、ファイルに書き出してください。

ファイルに書き出されたデータが文字化けしています

文字コードの指定が誤っている可能性があります。詳細は、次のページを参照してください。
ファイル書き出し時の文字コードの選びかたを知りたい