ポータル/スペース内のどちらにアプリを作成すればいいですか?
kintoneでは、ポータルまたはスペース内にアプリを作成することができます。
たとえば部署ごとや用途ごとにスペースを作成し、それらのスペース内にアプリを作成すると、アプリを管理しやすくなるメリットがあります。
なお、ポータルまたはスペース内のどちらにアプリを作成しても、あとからアプリの所属場所を変更することが可能です。まずはポータルで気軽にアプリを作成し、kintoneの利用が進んできた段階で、スペースを活用してスペース内でアプリを管理するといった利用方法も可能です。
スペースにアプリを作成する
アプリの所属するスペースを変更する
参考として、ポータルのアプリと、スペース内のアプリの主な違いを以下で説明します。
ポータルのアプリ/スペース内のアプリの主な違い
ポータル(またはスペースのポータル)のアプリ一覧に表示されるかどうか
ポータル、またはスペースのポータルのアプリ一覧にアプリが表示されるかどうかは、アプリの所属場所によって異なります。
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ポータルのアプリ:
ポータルのアプリ一覧に表示されます。
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スペース内のアプリ:
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ポータルのアプリ一覧の「すべてのアプリ」と「最近公開されたアプリ」に、そのユーザーが参加しているスペース内のアプリが表示されます。参加していないスペース内のアプリは表示されません。
「お気に入りのアプリ」「最近開いたアプリ」「作成したアプリ」には、スペースに参加中かどうかにかかわらず、対象のアプリが表示されます。
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スペースのポータルのアプリ一覧には、スペースに参加中かどうかにかかわらず、そのスペース内のアプリが表示されます。
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アプリの利用ユーザー
アプリを利用できるユーザーは、以下のとおりです。
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ポータルのアプリ:
「アプリのアクセス権」の設定内容に準じます。
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スペース内のアプリ:
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公開スペースの場合:「アプリのアクセス権」の設定内容に準じます。
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非公開スペースの場合:スペースの参加メンバーのみがアプリを利用できます。スペースに参加していないメンバーは、「アプリのアクセス権」で閲覧権限が付与されていても、アプリを利用することはできません。
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アプリグループを選択できるかどうか
アプリグループとは、複数のアプリのアクセス権を一括で管理するためのものです。
アプリグループとは
アプリの所属場所によって、アプリグループを選択できるかどうかが以下のとおり異なります。
- ポータルのアプリ:
アプリグループを選択することが可能です。
- スペース内のアプリ:
アプリグループは必ず「Public」となり、変更できません。