アップデートオプションの対象機能

記事番号:04051

アップデートオプション画面では、一部の新機能の有効/無効を切り替えることができます。
ここでは、2024年12月の定期アップデート時点で、有効/無効の設定が可能な機能について説明します。

「新機能の無効化」の対象機能

新しいファイル読み込み方式

作成済みのアプリにExcelファイルやCSVファイルからデータを読み込む際の、読み込み方式を変更します。
詳細は次のページを参照してください。
新しいファイル読み込み方式

「新機能の無効化」でこの項目にチェックを入れると、この新機能が無効になります。この新機能を無効化できるのは、2025年2月の定期アップデートが実施される前までです。それ以降は無効化が解除されます。

レコード一覧画面で、フィールドをダブルクリックすることで直接編集できるようになる機能

「レコードの一覧」画面でフィールドをダブルクリックすると、「レコードの一覧」画面上でレコードを直接編集できるようになる機能です。
レコードの編集中は、キャンセルボタンや保存するボタンが編集中のレコードの直下に表示されます。
この機能によって、レコードの右端に移動して編集ボタンや保存ボタンを押す必要がなくなります。

「新機能の無効化」でこの項目にチェックを入れると、この新機能が無効になります。この新機能を無効化できるのは、2025年2月の定期アップデートが実施される前までです。それ以降は無効化が解除されます。

「フィールドを取得するREST API」や、「アプリのアクション設定を取得するREST API」での、APIの実行やほかのアプリの情報取得に必要な権限の変更

「フィールドを取得するREST API」「アプリのアクション設定を取得するREST API」で以下が変更されます。

  • 「フィールドを取得するREST API」の変更点

    • アプリ管理権限で実行できるようになります。
    • 参照先のアプリのアプリ管理権限で、参照先のアプリの情報を取得できるようになります。
  • 「アプリのアクション設定を取得するREST API」の変更点

    • コピー先のアプリのアプリ管理権限で、コピー先のアプリの情報を取得できるようになります。

「新機能の無効化」でこの項目にチェックを入れると、この新機能が無効になります。この新機能を無効化できるのは、2025年2月の定期アップデートが実施される前までです。それ以降は無効化が解除されます。

アプリのアイコンのURLを取得するJavaScript API

アプリのアイコンの表示用URLを取得するJavaScript APIが利用できるようになります。

「新機能の無効化」でこの項目にチェックを入れると、この新機能が無効になります。この新機能を無効化できるのは、2025年2月の定期アップデートが実施される前までです。それ以降は無効化が解除されます。

アプリの利用を一時的に制限できる機能(メンテナンスモード)

アプリの利用を一時的に制限する機能です。メンテナンスモードを有効にすると、ユーザーはそのアプリのレコードの閲覧や編集ができなくなります。
メンテナンスモードは、「アプリの設定」画面の「アプリのメンテナンスモード」から設定できます。

「新機能の無効化」でこの項目にチェックを入れると、この新機能が無効になります。この新機能を無効化できるのは、2025年2月の定期アップデートが実施される前までです。それ以降は無効化が解除されます。

アプリの一般設定を取得または変更するREST APIで扱える設定値に、「レコード一覧でのインライン編集」の設定を追加する変更

アプリの一般設定を取得または変更するREST APIで扱える項目に、「レコード一覧でのインライン編集」の設定が追加されます。

「新機能の無効化」でこの項目にチェックを入れると、この新機能が無効になります。この新機能を無効化できるのは、2025年2月の定期アップデートが実施される前までです。それ以降は無効化が解除されます。

アプリストア画面のフロントエンド基盤の変更

アプリストアに関する画面のフロントエンド基盤が刷新され、アプリストアのデザインやレイアウトの一部が変わります。

「新機能の無効化」でこの項目にチェックを入れると、この新機能が無効になります。この新機能を無効化できるのは、2025年2月の定期アップデートが実施される前までです。それ以降は無効化が解除されます。

ログインユーザーの情報を取得するJavaScript APIにおける、languageプロパティの値の「言語-国」形式への対応、およびkintoneが対応していない言語の場合にenを返す変更

ログインユーザーの情報を取得するJavaScript APIのlanguageプロパティの戻り値について、次のとおり変更します。

  • 表示言語が繁体字の場合、戻り値が「zh-TW」になります。
  • kintoneが対応していない言語の場合、戻り値が「en」になります。

「新機能の無効化」でこの項目にチェックを入れると、この新機能が無効になります。この新機能を無効化できるのは、2025年3月の定期アップデートが実施される前までです。それ以降は無効化が解除されます。

メンテナンスモードの設定で、メンテナンス中にアプリを閲覧・更新できるユーザーを指定できる機能

アプリがメンテナンス中であっても、メンテナンス作業者に指定されたユーザーはアプリを利用できる機能です。
この機能は、アップデートオプションの「アプリの利用を一時的に制限できる機能(メンテナンスモード)」が有効になっている場合に、利用できます。

「新機能の無効化」でこの項目にチェックを入れると、この新機能が無効になります。この新機能を無効化できるのは、2025年5月の定期アップデートが実施される前までです。それ以降は無効化が解除されます。

新しい検索画面を試すことができる機能

新しい検索画面では、レコードやスペース・スレッド、添付ファイルなどの種類ごとに検索結果を絞り込むことができます。また、アプリ名やスレッド名で検索した際に、アプリの説明やスレッドが所属するスペースも確認できます。
新しい検索画面は、従来の検索画面からユーザーごとに切り替えられます。これまでの検索画面に戻すことも可能です。
スクリーンショット:新しい検索画面で検索した例

「新機能の無効化」でこの項目にチェックを入れると、この新機能が無効になります。この新機能を無効化できるのは、2025年1月の定期アップデートが実施される前までです。それ以降は無効化が解除されます。

「新機能の無効化(最新チャネルでのみ提供中の新機能)」の対象機能

「新機能の無効化(最新チャネルでのみ提供中の新機能)」の対象機能は、「アップデートチャネルの選択」で「最新チャネル」を選択している場合のみ表示されます。
有効/無効の設定が可能な機能は随時変わる可能性があるため、最新の内容は画面上でご確認ください。

「リリース予定の新機能の先行利用」の対象機能

従来のファイル読み込み方式を利用できないようにする機能

作成済みのアプリにExcelファイルやCSVファイルからデータを読み込む際に、「従来のファイル読み込み方式」を選択できないようにする機能です。

スクリーンショット:ファイル読み込み画面で、従来のファイル読み込み方式が選択できないようになっている

「リリース予定の新機能の先行利用」でこの項目にチェックを入れると、この新機能が有効になります。

「開発中の新機能」の対象機能

システムの利用状況を表示する機能

「システムの利用状況を表示する機能」とは、kintoneシステム管理画面に「システムの利用状況」が追加される機能です。
「システムの利用状況」画面では、検索機能のインデックスの反映状況が確認できます。

「開発中の新機能」でこの項目にチェックを入れると、この新機能が有効になります。

日付や日時を、日月年の順で表示する変更(Webブラウザーの言語設定がオーストラリア英語の場合のみ)

「日付や日時を、日月年の順で表示する変更」とは、kintoneの日付や日時を、日月年の順で表示する機能です。日月年の順番での入力にも対応しています。

「開発中の新機能」でこの項目にチェックを入れると、この新機能が有効になります。
2024年1月の定期アップデート時点で、この機能が適用されるのは、以下の条件を満たしている場合のみです。

  • アカウント設定の「言語」で「Webブラウザーの設定に従う」が選択されている
  • Webブラウザーの言語設定で、オーストラリア英語が選択されている

kintoneシステム管理のデザイン改善:「ヘッダーの色」画面のデザイン・レイアウト変更

kintoneシステム管理画面で、UIパーツやレイアウトのデザインを変更する機能です。
「開発中の新機能」でこの項目にチェックを入れると、この新機能が有効になります。
この新機能が適用されるのは「ヘッダーの色」の設定画面のみです。今後のアップデートにより、適用される画面が増える予定です。

テーブルの行を追加、削除するボタンが、テーブルの横幅にかかわらず隠れずに表示される変更

テーブルの横幅に関わらず、テーブルの行を追加、削除するボタンが、テーブルの右側に固定で表示される機能です。
「開発中の新機能」でこの項目にチェックを入れると、この新機能が有効になります。

API ラボ

開発中の一部のAPIを、お試しで利用できます。
API ラボで提供するAPIは、リリースせずに開発を取りやめたり、今後仕様を大きく変更したりする場合があります。そのため、テスト環境だけでの利用を推奨します。

ログインユーザーの、レコードに対するアクセス権を取得するJavaScript API

ログインユーザーの、現在開いているレコードに対するアクセス権を取得できるJavaScript APIが利用できるようになります。
「開発中の新機能」でこの項目にチェックを入れると、この新機能が有効になります。

ログインユーザーの、アプリに対するアクセス権を取得するJavaScript API

ログインユーザーの、アプリに対するアクセス権を取得できるJavaScript APIが利用できるようになります。2024年1月現在は、レコード追加権限のみを取得できます。
「開発中の新機能」でこの項目にチェックを入れると、この新機能が有効になります。

現在開いているレコードのサイドバーを表示または非表示にするJavaScript API

現在開いているレコードのサイドバー(レコードコメントまたは変更履歴)を表示または非表示にするJavaScript APIが利用できるようになります。
「開発中の新機能」でこの項目にチェックを入れると、この新機能が有効になります。

カスタマイズ形式の一覧で、レコード追加ボタンを表示または非表示にするJavaScript API

カスタマイズ形式の一覧で、レコード追加ボタンを表示または非表示にするJavaScript APIが利用できるようになります。
「開発中の新機能」でこの項目にチェックを入れると、この新機能が有効になります。

レコード編集ボタンを表示または非表示にするJavaScript API

レコード詳細画面で、レコード編集ボタンを表示または非表示にするJavaScript APIが利用できるようになります。
「開発中の新機能」でこの項目にチェックを入れると、この新機能が有効になります。

スペースの情報を取得できるJavaScript API

スペースの情報を取得するJavaScript APIが利用できるようになります。
「開発中の新機能」でこの項目にチェックを入れると、この新機能が有効になります。

アプリの基本的な情報を取得するJavaScript API

アプリの基本的な情報を取得するJavaScript APIが利用できるようになります。
「開発中の新機能」でこの項目にチェックを入れると、この新機能が有効になります。

テンプレートを指定せずにスペースを作成できるREST API

テンプレートを指定せずにスペースを作成できるREST APIが利用できるようになります。
「開発中の新機能」でこの項目にチェックを入れると、この新機能が有効になります。

カテゴリーの設定を取得または更新するREST API

カテゴリーの設定を取得または更新するREST APIが利用できるようになります。
「開発中の新機能」でこの項目にチェックを入れると、この新機能が有効になります。

アプリに追加されているプラグインの設定情報を取得または更新するREST API

アプリに追加されているプラグインの設定情報を取得または更新するREST APIが利用できるようになります。
「開発中の新機能」でこの項目にチェックを入れると、この新機能が有効になります。

複数のレコードを更新するREST APIに、UPSERTモードに切り替えるオプションを追加する変更

複数のレコードを更新するAPIで、UPSERTモードを利用できるようになります。
UPSERTモードは、指定したレコードがある場合はレコードを更新し、ない場合は新規にレコードを追加できるモードです。
「開発中の新機能」でこの項目にチェックを入れると、この新機能が有効になります。