アプリのレコードの操作

記事番号:040811

アプリのレコードの操作をしたときに出力されるログについて説明します。

App operation

モジュールが「App operation」である監査ログは、下記のとおりです。

Record file upload

アクションが「Record file upload」である監査ログについて説明します。

実行された操作

添付ファイルフィールドにファイルをアップロードした。

レベル

情報

「補足」に出力される内容

次の項目が出力されます。

  • アプリID
  • アプリ名
  • レコード番号
  • ファイル名

出力されるログの例

app id: *, app name: *, record id: *, filename: *

Record file download

アクションが「Record file download」である監査ログについて説明します。

実行された操作

レコードに添付されたファイルについて、次の操作をした。

  • ファイルをダウンロードした
  • 画像のスライドショーを表示した

レベル

情報

「補足」に出力される内容

次の項目が出力されます。

  • アプリID
  • アプリ名
  • レコード番号
  • ファイル名

出力されるログの例

app id: *, app name: *, record id: *, filename: *

Record comment delete

アクションが「Record comment delete」である監査ログについて説明します。

実行された操作

コメントを削除した。

レベル

情報

「補足」に出力される内容

次の項目が出力されます。

  • アプリID
  • アプリ名
  • レコード番号
  • コメント番号

出力されるログの例

app id: *, app name: *, record id: *, comment id: *

Record delete

アクションが「Record delete」である監査ログについて説明します。

実行された操作

レコードを削除した。

レベル

情報

「補足」に出力される内容

次の項目が出力されます。

  • アプリID
  • アプリ名
  • レコード番号

出力されるログの例

app id: *, app name: *, record id: [*]

レコード番号は、カンマ区切りで表示されます。

Record bulk delete

アクションが「Record bulk delete」である監査ログについて説明します。

実行された操作

レコードを一括削除した。

レベル

情報

「補足」に出力される内容

次の項目が出力されます。

  • アプリID
  • アプリ名

出力されるログの例

app id: *, app name: *

Record import registered

アクションが「Record import registered」である監査ログについて説明します。

実行された操作

アプリに読み込むファイルを登録した。

レベル

情報

「補足」に出力される内容

次の項目が出力されます。

  • アプリID
  • アプリ名
  • ファイルの行数
    ファイルの先頭行をフィールド名として読み込むように設定した場合は、ファイルの実際の行数よりも1行少ない値が記録されます。
  • ファイルサイズ
  • ファイル名

出力されるログの例

app id: *, app name: *, number of file lines: *, file size: *, filename: *

Record import started

アクションが「Record import started」である監査ログについて説明します。

実行された操作

レコードのファイル読み込みを開始した。

レベル

情報

「補足」に出力される内容

次の項目が出力されます。

  • アプリID
  • アプリ名
  • ファイルの行数
    ファイルの先頭行をフィールド名として読み込むように設定した場合は、ファイルの実際の行数よりも1行少ない値が記録されます。
  • ファイルサイズ
  • ファイル名

出力されるログの例

app id: *, app name: *, number of file lines: *, file size: *, filename: *

Record import finished

アクションが「Record import finished」である監査ログについて説明します。
2021年8月のアップデートより前の操作は、「Record import」と記録されます。

実行された操作

レコードのファイル読み込みが完了した。

レベル

情報

「補足」に出力される内容

次の項目が出力されます。

  • アプリID
  • アプリ名
  • ファイルの行数
    ファイルの先頭行をフィールド名として読み込むように設定した場合は、ファイルの実際の行数よりも1行少ない値が記録されます。
  • ファイルサイズ
  • ファイル名

出力されるログの例

app id: *, app name: *, number of file lines: *, file size: *, filename: *

Record export

アクションが「Record export」である監査ログについて説明します。

実行された操作

ファイルにレコードを書き出した。

レベル

情報

「補足」に出力される内容

次の項目が出力されます。

  • アプリID
  • アプリ名

出力されるログの例

app id: *, app name: *

Report export

アクションが「Report export」である監査ログについて説明します。

実行された操作

ファイルにグラフを書き出した。

レベル

情報

「補足」に出力される内容

次の項目が出力されます。

  • アプリID
  • アプリ名

出力されるログの例

app id: *, app name: *

Exported file download

アクションが「Exported file download」である監査ログについて説明します。

実行された操作

レコードを書き出したファイルをダウンロードした。

レベル

情報

「補足」に出力される内容

次の項目が出力されます。

  • アプリID
  • アプリ名
  • ファイル名

出力されるログの例

app id: *, app name: *, filename: *

Webhook notify

アクションが「Webhook notify」である監査ログについて説明します。

実行された操作

Webhookの通知が送信された。

レベル

情報

「補足」に出力される内容

次の項目が出力されます。

  • アプリID
  • アプリ名
  • レコード番号
  • 通知ID
  • イベントタイプ
  • 送信先サーバーのURL

通知に成功した場合は、次の項目が出力されます。

  • 通知のステータスコード

kintoneのエラーで通知に失敗した場合は、次の項目が出力されます。

  • エラータイプ:CLIENT_ERROR
  • エラーメッセージ

通知を受け取るWebサービスのエラーで通知に失敗した場合は、次の項目が出力されます。

  • エラータイプ:SERVER_ERROR
  • 通知のHTTPステータスコード

出力されるログの例

通知に成功した場合
app id: *, app name: *, record id: *, notification id: *, event type: {ADD_RECORD / ADD_RECORD_COMMENT / UPDATE_RECORD / UPDATE_STATUS / DELETE_RECORD}, server url: *, status code: *
kintoneのエラーで通知に失敗した場合
app id: *, app name: *, record id: *, notification id: *, event type: {ADD_RECORD / ADD_RECORD_COMMENT / UPDATE_RECORD / UPDATE_STATUS / DELETE_RECORD}, server url: *, error type: CLIENT_ERROR, error message: *
通知を受け取るWebサービスのエラーで通知に失敗した場合
app id: *, app name: *, record id: *, notification id: *, event type: {ADD_RECORD / ADD_RECORD_COMMENT / UPDATE_RECORD / UPDATE_STATUS / DELETE_RECORD}, server url: *, error type: SERVER_ERROR, status code: *

Send slack dm

アクションが「Send slack dm」である監査ログについて説明します。

実行された操作

Slackの通知が送信された。

レベル

情報

「補足」に出力される内容

次の項目が出力されます。

  • アプリID
  • アプリ名
  • レコード番号
  • 通知を受信するSlackのサブドメイン
  • 対象ユーザーのログイン名
  • 対象ユーザーのメールアドレス

通知に成功した場合は、次の項目が出力されます。

  • Slack APIのレスポンスステータスコード

kintoneのエラーで通知に失敗した場合は、次の項目が出力されます。

  • エラータイプ:CLIENT_ERROR
  • エラーメッセージ

通知を受け取るWebサービスのエラーで通知に失敗した場合は、次の項目が出力されます。

  • エラータイプ:SERVER_ERROR
  • エラーになったSlack APIのレスポンスステータスコード
  • エラーメッセージ

出力されるログの例

通知に成功した場合
app id: *, app name: *, record id: *, slack subdomain: *, user: *, Email: *, status code: *
kintoneのエラーで通知に失敗した場合
app id: *, app name: *, record id: *, slack subdomain: *, user: *, Email: *, error type: CLIENT_ERROR, error message: *
通知を受け取るWebサービスのエラーで通知に失敗した場合
app id: *, app name: *, record id: *, slack subdomain: *, user: *, Email: *, error type: SERVER_ERROR, status code: *, error message: *

プロパティ

監査ログの「補足」欄に出力されるプロパティは次のとおりです。

app id

アプリのIDです。

app name

アプリ名です。

comment id

レコードのコメント番号です。

Email

メールアドレスです。

error message

エラーメッセージです。

error type

エラータイプです。次のエラータイプが出力されます。

  • CLIENT_ERROR:kintoneが原因で通知の送信に失敗している場合に出力されます。
  • SERVER_ERROR:通知を受け取るWebサービス側のエラーが原因で失敗している場合に出力されます。

event type

イベントタイプです。次のイベントタイプが出力されます。

  • ADD_RECORD:レコードの追加
  • ADD_RECORD_COMMENT:レコードコメントの追加
  • UPDATE_RECORD:レコードの更新
  • UPDATE_STATUS:プロセス管理のステータスの更新
  • DELETE_RECORD:レコードの削除

file size

ファイルサイズです。

filename

ファイル名です。

login name

ゲストユーザーのログイン名です。

notification id

通知IDです。

number of file lines

ファイルの行数です。

record id

レコード番号です。

server url

サーバーURLです。

slack subdomain

通知を受信するSlackのサブドメインです。

status code

ステータスコードです。

user

ログイン名です。