組織の事前設定とは

記事番号:020187

「組織の事前設定」は、ユーザーや組織のデータに大きく変更が入る場合に、前もって変更予定のデータを予約できる機能です。予約データは、日時を指定してドメインに反映できます。
たとえば、組織変更や人事異動を4月1日に予定している場合、前日までに変更予定のデータを予約し、当日にドメインに適用するといった使いかたができます。

組織の事前設定でできること

組織の事前設定では、次の予約ができます。

  • 組織の追加・変更・削除・表示順の変更
  • 役職の追加・変更・削除・表示順の変更
  • ユーザー情報の次の項目の変更
    • 組織
    • 役職
    • 優先する組織
    • 使用状態
    • 表示優先度

サポートしていないこと

組織の事前設定では、下記の操作はできません。

  • ファイル読み込みやAPIを使った予約データの作成
  • ユーザーの追加や削除の予約

予約データを作成するとできなくなる操作

ドメインで次の操作ができなくなります。

  • パッケージ版からのデータ移行
  • 組織や役職に対する次の操作
    • 追加
    • 変更
    • 削除
    • 表示順の変更
    • ファイル読み込みやAPIを使ったデータ更新

予約データの作成後、ドメインのデータを変更するには

組織や役職を変更する場合

予約データがあると、ドメインで組織や役職を変更できません。
次のどちらかを実施すると、ドメインで操作できるようになります。

  • ドメインへの予約データの反映
  • 予約データの削除

ユーザーを新規追加する場合

予約データがあっても、ドメインにユーザーを追加できます。
追加されたユーザーは、予約データで「組織に未所属のユーザー」として扱われます。ユーザーの組織を設定する場合は、予約データ側でユーザー情報を変更してください。

ユーザー情報を変更する場合

予約データがあっても、ドメインでユーザー情報を変更できます。
ただし、ユーザーの組織や役職など、下記で挙げられているユーザー情報の項目は、予約データで変更してください。
組織の事前設定でできること

ユーザーを削除する場合

予約データがあっても、ドメインからユーザーを削除できます。
削除されたユーザーは、予約データからも削除されます。