組織の事前設定とは
「組織の事前設定」は、ユーザーや組織のデータに大きく変更が入る場合に、前もって変更予定のデータを予約できる機能です。予約データは、日時を指定してドメインに反映できます。
たとえば、組織変更や人事異動を4月1日に予定している場合、前日までに変更予定のデータを予約し、当日にドメインに適用するといった使いかたができます。
組織の事前設定でできること
組織の事前設定では、次の予約ができます。
- 組織の追加・変更・削除・表示順の変更
- 役職の追加・変更・削除・表示順の変更
- ユーザー情報の次の項目の変更
- 組織
- 役職
- 優先する組織
- 使用状態
- 表示優先度
サポートしていないこと
組織の事前設定では、下記の操作はできません。
- ファイル読み込みやAPIを使った予約データの作成
- ユーザーの追加や削除の予約
予約データを作成するとできなくなる操作
ドメインで次の操作ができなくなります。
- パッケージ版からのデータ移行
- 組織や役職に対する次の操作
- 追加
- 変更
- 削除
- 表示順の変更
- ファイル読み込みやAPIを使ったデータ更新
予約データの作成後、ドメインのデータを変更するには
組織や役職を変更する場合
予約データがあると、ドメインで組織や役職を変更できません。
次のどちらかを実施すると、ドメインで操作できるようになります。
- ドメインへの予約データの反映
- 予約データの削除
ユーザーを新規追加する場合
予約データがあっても、ドメインにユーザーを追加できます。
追加されたユーザーは、予約データで「組織に未所属のユーザー」として扱われます。ユーザーの組織を設定する場合は、予約データ側でユーザー情報を変更してください。
ユーザー情報を変更する場合
予約データがあっても、ドメインでユーザー情報を変更できます。
ただし、ユーザーの組織や役職など、下記で挙げられているユーザー情報の項目は、予約データで変更してください。
組織の事前設定でできること
ユーザーを削除する場合
予約データがあっても、ドメインからユーザーを削除できます。
削除されたユーザーは、予約データからも削除されます。