グループ(ロール)とは

記事番号:020179

グループ(ロール)とは、組織とは別に、役職や役割などで分類したユーザーのまとまりです。
たとえば、「営業部マネージャー」「採用チームA」など、活動にあわせてグループ(ロール)を作ります。

利用シーン

グループ(ロール)は、アクセス権の設定や、コメント・通知の宛先などに利用できます。
組織だけでなく、グループ(ロール)もあわせて使うことで、より小回りの効く運用がしやすくなります。

アクセス権の利用例
スクリーンショット:kintoneの画面。グループに対するアクセス権を設定している
コメントでの利用例
スクリーンショット:Garoonの画面。コメントの宛先をグループに設定している
通知先の利用例
スクリーンショット:kintoneの画面。リマインダーの条件通知で通知先にグループを設定している

グループ(ロール)のタイプ

タイプは一度設定すると、途中で変更できません。どちらのタイプを利用するか、事前に決めておきましょう。

静的グループ

静的グループでは、メンバーを手動で管理します。
メンバーが変わる場合は、管理者がグループの所属ユーザーを都度変更する必要があります。
このため、メンバーの変更が頻繁に行われないグループを、静的グループとして利用することをおすすめします。

動的グループ

動的グループでは、条件を指定して、グループのメンバーを自動で更新します。
たとえば、動的グループ「営業部マネージャー」を作る場合は、条件に組織「営業部」と役職「マネージャー」を指定します。この条件を満たすユーザーがグループのメンバーに設定されます。
メンバーの変更頻繁が高いグループを、動的グループとして利用することをおすすめします。

グループに所属するユーザー数の上限

画面から1つのグループに所属させることができるユーザー数は、10,000人までです。
10,000人を超えるユーザーを、1つのグループに所属させる場合は、CSVファイルを使用してください。
ユーザーの所属グループ(ロール)を一括で登録、編集する

「Administrators」グループに所属させることができるユーザー数は、1,000人までです。